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NISAの始め方5ステップ!口座開設から買い方まで迷わずできる手順

「NISAが本当にお得な制度なのは分かったけれど、手続きが難しそうでなかなか始められない」 「申し込みの途中でよく分からない選択肢が出てきて、手が止まってしまった」

このように悩んでいませんか?

投資と聞くと「たくさんの書類にハンコを押して、郵送して……」という面倒なイメージがあるかもしれませんが、現在のNISAはスマホ1つあれば、最短10分程度で今すぐ申し込むことができます。

この記事では、証券会社の口座開設から、実際に商品を買い付ける(積立設定をする)までの全手順を、5つのステップに分けて分かりやすく解説します。

申し込み画面の途中で登場する「初心者が絶対に迷うポイント」の正しい選び方も完全網羅しているので、この記事を見ながら一緒に進めてみてくださいね。

目次

始めに:NISAの申し込み前に「準備する2つのもの」

手続きをスムーズに進めるために、まずは手元に以下の2つを準備しましょう。これらがあれば、郵送などの手間を一切かけず、すべてスマホの画面上で完結させることができます。

  1. 本人確認書類(以下のいずれか1セット)
    • パターンA:マイナンバーカード(これ1枚でOKなので最もおすすめ!)
    • パターンB:通知カード + 運転免許証
  2. スマートフォン
    • 申し込みの途中で、本人確認のために「自分の顔写真」や「カードの厚み」をカメラで撮影するステップがあります。

準備ができたら、さっそく以下の5ステップに沿って始めていきましょう!

【STEP 1】証券会社の公式サイトから申し込む

まずは、第4回で選んだ証券会社(SBI証券や楽天証券など)の公式サイト、または公式アプリにアクセスします。

画面に大きく表示されている「口座開設はこちら(無料)」「今すぐ申し込む」といったボタンをタップしてください。

すると、まずはメールアドレスの登録画面に進みます。 普段使っているメールアドレスを入力すると、そのアドレス宛に「認証コード(4桁〜6桁の数字)」が届きます。その数字を画面に入力することで、正式な申し込みフォームへと進むことができます。

【STEP 2】個人情報の入力と「初心者が迷う選択肢」の選び方

ここから、名前、住所、生年月日などの基本情報を入力していきます。 住所は、後ほど提出するマイナンバーカードや免許証に記載されている通りに一言一句間違えずに入力するのが、審査をスムーズに終わらせるコツです。

この入力の途中で、初心者が「えっ、どっちを選べばいいの?」と必ず手が止まる4つの重要な選択肢が出てきます。以下の通りに選べば間違いありません。

① 口座種別の選択 👉「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶ

画面に「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」の3つの選択肢が出てきます。 専門用語で難しく見えますが、迷わず一番上の「特定口座(源泉徴収あり・開設する)」を選んでください。

【なぜ?】 これは、NISA以外で万が一利益が出たときに、証券会社があなたの代わりに税金の計算をして国に納めてくれる口座です。これを選んでおけば、将来的に自分で面倒な「確定申告」をする手間が一切なくなります。NISAだけを使う場合でも、これを選んでおくのが基本です。

② NISA口座の選択 👉「NISAを開設する(初めて開設する)」を選ぶ

「NISA口座を同時に申し込みますか?」という質問です。当然、NISAを始めるのが目的なので、「開設する(申し込む)」にチェックを入れます。

また、「他社から乗り換えるか、初めてか」を聞かれた場合は、「初めてNISA口座を開設する」を選んでください。

③ iDeCo(イデコ)の同時申し込み 👉「申し込まない(後で)」でOK

「iDeCoの資料請求も同時にしますか?」というチェックボックスが出てくることがあります。 NISAとiDeCoを同時に始めようとすると頭が混乱してしまうため、まずはチェックを外し、NISAの口座開設だけに集中することをおすすめします。(iDeCoは口座ができた後からいつでも申し込めます)

④ ネット銀行の同時申し込み 👉「申し込む」がおすすめ

  • SBI証券の場合:住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」
  • 楽天証券の場合:楽天銀行の口座

これらは同時に申し込んでおくのが非常におすすめです。証券会社とネット銀行を連携させることで、銀行にお金を預けておくだけで自動で投資の買い付けができるようになったり、銀行の金利が優遇されたりとお得なメリットしかありません。

【STEP 3】本人確認書類と顔写真の撮影(スマホで完結)

個人情報の入力が終わったら、用意したマイナンバーカードなどの撮影に移ります。

画面の指示に従って、スマホのカメラでカードの「表面」「裏面」、そしてカードの偽造がないかを証明するために「斜め上からの厚み」をパシャパシャと撮影します。

その後、カメラが自撮りモードに切り替わるので、あなた自身の顔の正面写真や、首を軽く振る動きを撮影します。

この「スマホで本人確認(eKYC)」を利用すると、書類を郵送したり、コピーを取ったりする手間がすべて省けるため、口座開設までのスピードが圧倒的に早くなります。画面の枠線に合わせて落ち着いて撮影すれば、数分で完了します。

撮影が終わると、画面に「ログインID」や「パスワード」が表示されるか、またはメールで届きます。これは今後ログインする際に絶対に必要な情報なので、必ずスクリーンショットを撮るか、メモに残しておいてください。

【STEP 4】税務署の審査を待つ(数日〜1週間)

スマホでの申し込み作業は、ステップ3までで実質終わりです。お疲れ様でした!

申し込んだデータをもとに、証券会社と税務署が「この人が本当に初めてNISA口座を作るかどうか」の確認(審査)を行います。NISA口座は日本全国で1人1口座しか作れないため、国による二重開設のチェックが入るのです。

審査にかかる期間は、おおむね数日〜1週間程度です。

審査が完了すると、登録したメールアドレス宛に「口座開設完了のお知らせ」というメールが届きます。これで、あなたのNISA口座が正式に誕生しました!

【STEP 5】初期設定をして、実際に商品を買う(積立設定)

口座開設完了のメールが届いたら、いよいよ最終ステップ、「お金を実際に投資する設定」を行います。

証券会社のアプリや公式サイトにログインし、以下の手順で進めます。

1. 初期設定(マイナンバーの登録など)を済ませる

初回ログイン時のみ、勤務先情報(インサイダー取引を防ぐためのもので、会社に投資がバレることはありません)の入力や、マイナンバーの紐付けが未完了の場合はその登録画面が表示されます。画面の案内に従ってサクッと入力を済ませましょう。

2. 入金方法(支払い方法)を決める

毎月の積立金をどこから出すかを設定します。おすすめは、第4回でも紹介した「クレジットカード決済(クレカ積立)」です。 お持ちの三井住友カードや楽天カードを登録しておけば、毎月自動でカード払いになり、ポイントも貯まるので一石二鳥です。クレジットカードを使わない場合は、先ほど同時に作ったネット銀行からの自動引き落とし(口座連携)に設定しましょう。

3. 購入する商品(投資信託)を検索する

検索窓に、買いたい商品の名前を入力します。 初心者であれば、第3回でお伝えした通り、以下のいずれかの大定番インデックスファンドを1つだけ選ぶのが王道です。

  • 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」 (通称:オルカン)
  • 「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

類似した名前の商品がたくさん出てくることがあるので、必ず「eMAXIS Slim(イーマクシス・スリム)」というシリーズ名がついていることを確認してください。

4. 「積立注文」をタップして金額を設定する

商品の詳細画面を開いたら、「購入」ではなく、必ず「積立注文」(または「つみたてNISA設定」など)というボタンをタップします。

設定画面で、以下の3つを入力・選択します。

  • 預かり区分: 必ず「つみたて投資枠」を選びます。
  • 積立タイミング: 「毎月」を選びます。
  • 積立金額: 毎月いくら投資するかを入力します(例:3,000円、10,000円など。まずは無理のない少額でOK!)。

最後に内容を確認し、取引パスワードを入力して決定ボタンを押せば、すべての作業が完了です!

あとは設定した日にち(毎月1日など)になると、自動でお金が引き落とされ、投資信託の買い付けが始まります。一度設定してしまえば、来月以降あなたがやるべき操作は何もありません。

5. 口座開設の途中で初心者がよくつまづくFAQ(よくある質問)

最後に、申し込みの際によくある疑問に回答しておきます。

Q. 勤務先を登録すると、会社に投資していることが副業としてバレる?

A. 絶対にバレません。 証券会社に勤務先を登録するのは、インサイダー取引(会社の内部情報を知る人が、ずるをして株を売買すること)という法律違反を防ぐために義務付けられているからです。 証券会社からあなたの会社に連絡が行くことは100%ありませんし、投資は「副業」ではなく「資産運用」ですので、公務員の方でも会社員の方でも何の問題もなく始められます。

Q. 「投資の目的」や「資産の状況」は正直に書かないと落とされる?

A. 審査に落ちることはないので、大体の目安で正直に書いて大丈夫です。 「年収」や「現在の貯金額」「投資の経験」などを選ぶアンケートのような画面がありますが、これは証券会社がお客様の傾向を把握するためのものです。貯金が少なくても、投資経験がゼロでも、これが原因で審査に落ちることはありませんので、現在の状況をそのまま選んで進めてください。

Q. 口座開設や維持にお金(年会費など)はかかる?

A. 完全に「無料」です。 口座を作ること自体にも、それを何年間も持ち続けることにも、費用は1円もかかりません。商品(投資信託)を実際に買い付けない限り、お金が引き落とされることはありませんので、まずは口座だけ作っておくというのも賢い選択です。

6. まとめ:スマホを片手に、今すぐ最初の一歩を踏み出そう!

今回は、NISAを始めるための具体的な5つのステップを解説しました。

  • 準備するものは「マイナンバーカード」と「スマホ」だけ
  • 途中の選択肢は「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば間違いなし
  • 口座ができたら「つみたて投資枠」で定番ファンドを毎月自動積立にする

文字で見ると長く感じられたかもしれませんが、実際のスマホ画面は非常に親切に設計されているため、驚くほどスムーズに進めることができます。

資産形成において、最大の敵は「面倒くさいから後でやろう」という先延ばしの気持ちです。口座開設の申し込みさえ終わらせてしまえば、NISAスタートという最も高いハードルを越えたことになります。ぜひ今日、この勢いのまま口座開設のボタンをタップしてみてくださいね!

次回予告

無事に口座が開設できたら、いよいよ本格的な商品選びです。 次回(第6回)は、「NISAおすすめ銘柄・投資信託の選び方!『オルカン』『S&P500』どっちがいい?」を徹底解説します。

投資の二大巨頭であるこの2つの銘柄について、過去のデータやそれぞれのメリット・デメリットを比較し、あなたにはどちらが向いているのか白黒つけます。商品の最終決定にぜひ役立ててください!

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