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手数料ゼロも⁉︎ ネット証券の“お得”な活用法

「投資を始めたいけれど、手数料が気になる…」「ネット証券って本当にお得なの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。実は今、ネット証券は手数料やサービス面で、初心者にもベテランにも非常に有利な環境が整いつつあります。

ここでは、ネット証券を活用してムダなコストを抑えつつ、効率よく資産を増やす方法をご紹介します。

目次

ネット証券は「お得」がいっぱいの時代に

かつて投資といえば、対面の証券会社で高額な手数料を支払うのが当たり前でした。しかし現在は、ネット証券各社が競争を繰り広げ、手数料ゼロ、ポイント投資、自動積立、為替優遇など、利用者にとって魅力的なサービスが充実しています。

「いかにコストを抑え、長く投資を続けるか」が投資成功のカギ。その意味でネット証券は、投資初心者にとっても最適な環境なのです。

取引手数料“ゼロ”時代の到来

まず注目したいのは、国内株式の売買手数料が無料化されつつある点です。これまでは株を売買するたびに手数料が発生していましたが、最近では多くのネット証券がこれを撤廃しています。

たとえば以下のようなプランが用意されています。

  • SBI証券:「スタンダードプラン」など条件により手数料無料
  • 楽天証券:「いちにち定額コース」で取引手数料無料
  • 松井証券:50万円までの取引は手数料無料

これにより、少額投資や短期売買でもコストを気にせず投資できるようになりました。特に、これから投資を始めたい初心者にとって「売買コストゼロ」は非常に大きなメリットです。

投資信託は「ノーロード」を選ぶのが基本

株式投資以外でもお得なポイントがあります。それが投資信託の「ノーロード(購入手数料無料)」です。

投資信託には通常、以下のような手数料がかかります。

  • 購入手数料(販売手数料)
  • 信託報酬(運用期間中にかかる手数料)

特に購入手数料は以前は3%前後が一般的でしたが、今では多くのネット証券でノーロード商品が多数ラインナップされています。
さらに信託報酬も、インデックスファンドを中心に年0.1%以下の超低コスト商品が登場しています。

つみたてNISA対象の投資信託などはほぼ全てノーロードですので、長期投資の際もコスト負担を最小限に抑えられます。

ポイント投資で“実質コストゼロ”に近づける

今や、ポイントを使って投資ができる時代です。普段の買い物やカード利用で貯まったポイントをそのまま投資資金に充てることができ、自己資金を使わずに資産形成を始められます。

主なネット証券のポイント投資サービスは以下の通りです。

  • 楽天証券:楽天ポイントで投資信託や株式が購入可能
  • SBI証券:Vポイント投資が利用可能(住信SBIネット銀行と連携も強力)
  • マネックス証券:マネックスポイントで投資信託や米国株に利用可能
  • auカブコム証券:Pontaポイントで投資可能

これらのサービスを活用すれば、“実質自己負担ゼロ”で投資の第一歩を踏み出せることも夢ではありません。ポイント投資は心理的ハードルが低いため、初心者にも非常に人気があります。

積立設定・自動買付で効率よく続ける

投資で最も重要なのは「継続すること」です。その継続をサポートしてくれるのが、ネット証券の積立設定・自動買付機能です。

  • 毎月一定額を自動で買付
  • ボーナス時に増額設定可能
  • 銀行口座からの自動引き落としにも対応

これにより、相場を気にせず「ドルコスト平均法」的に安定した購入が可能になります。忙しい社会人でも無理なく続けやすいのが最大の魅力です。

積立額は月100円からスタートできる証券会社も多く、少額からの資産形成に最適です。

為替手数料も要チェック!外国株投資のお得な始め方

ネット証券は外国株投資のコスト面でも進化しています。特に米国株は人気が高く、取引環境がどんどん改善されています。

気をつけたいのが為替手数料です。ドルに両替する際に発生するコストも、証券会社によって差があります。

例えば…

  • SBI証券:住信SBIネット銀行経由で1ドルあたり片道わずか2銭の格安為替手数料
  • マネックス証券:米国株取引手数料の割引プラン、定期買付サービスも充実

為替コストを抑えれば、外国株投資のトータルコストも下げられます。特に定期買付や配当再投資を考えている方には重要なポイントです。

各社の「お得」なサービスを比較

ここまで紹介した内容を証券会社別にまとめると、以下のようになります。

SBI証券

SBI証券は、国内株の売買手数料がゼロになるプランを提供しており、少額からでも気軽に取引を始められます。

また、投資信託の取り扱い本数が国内トップクラスで、自分に合った商品を豊富に選べます。さらに、Vポイントを1ポイント=1円で投資に使えるため、現金なしでもポイントだけで投資が可能です。

加えて、住信SBIネット銀行との連携により、米ドル/円のリアルタイム為替手数料が実質0銭となり、外貨建て資産への投資も低コストで行えます

楽天証券

楽天証券では、楽天ポイントを1ポイント=1円で使い、投信・国内株・米国株(円貨)・バイナリーオプションの購入が可能で、現金なしで投資を始められます。

さらに、楽天カード決済による積立でSPU対象となり、ポイント還元でお得に運用可能。スマホアプリ「iSPEED」は直感操作・高機能チャート・アラート設定ができ、初心者でも安心して使いやすいと高評価です。

マネックス証券

マネックス証券は、豊富な米国株取扱銘柄(5,000銘柄超)を誇り、マイナーな銘柄まで幅広く投資できます。

また、無料で利用できる高機能分析ツール「銘柄スカウター米国株」では、企業業績や配当履歴を直感的に確認でき、銘柄選びをサポートします。

さらに、米国株の定期買付や配当再投資サービスも提供されており、長期投資や積立投資を自動化できるのも大きな魅力です。

それぞれの強みを活かして、自分の投資スタイルに合わせて複数口座を併用するのもおすすめです。

まとめ

ネット証券を上手に活用すれば、取引手数料・信託報酬・為替コスト・ポイント投資など様々な面でコスト削減が可能です。
この「小さな得」を積み重ねることが、長期的には数十万円〜数百万円単位の差になることも珍しくありません。

ネット証券なら、少額・低コスト・手軽さを兼ね備えた資産形成が実現できます。ぜひ自分に合った証券会社を選び、お得な制度をフル活用しながら、無理なく投資ライフをスタートしてみましょう!

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